三次市(広島県)の老人ホーム・介護施設

広島県三次市にある高齢者向けの入所施設は22ヶ所、 定員は合計843人です(2023年・総務省の統計)。 内訳は特別養護老人ホーム8ヶ所、有料老人ホーム10ヶ所です。

65歳以上100人あたりの定員

4.57

三次市は全国平均(3.9床)より0.7床多い水準です。 定員でみると高齢者22人に1床の計算になります(全国では26人に1床)。

広島県で4位/23市区町村 全国435位/1,740市区町村

施設を探すことは、入居を決めることではない — 相談で何を聞かれるか、断れるか

三次市の特別養護老人ホームに入所できる人

三次市の特別養護老人ホーム8ヶ所(定員453人)のうち、入所定員が30人以上のものは介護保険法上の「介護老人福祉施設」にあたり(同法第8条第27項)、29人以下のものは「地域密着型介護老人福祉施設」にあたります(同条第22項)。

入所の対象になるのは原則として要介護3・4・5の人で、要介護1・2の人は、心身の状況や置かれている環境に照らして居宅で日常生活を営むことが困難なやむを得ない事由があると認められる場合に対象になります(介護保険法施行規則第17条の9・第17条の10)。申込者が空きの数を超えるときは、介護の必要の程度と家族等の状況を勘案して必要性が高いと認められる人から優先的に入所させるよう努めることとされており、申込順ではありません(指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準第7条第2項)。

所得と資産が一定以下の人には、食費と居住費の負担限度額があります(介護保険法第51条の3第1項)。対象は同項が挙げる6つのサービスで、特別養護老人ホームは含まれますが有料老人ホームは含まれません。三次市では特別養護老人ホーム8ヶ所(定員453人)があてはまり、有料老人ホーム10ヶ所(定員245人)はあてはまりません。

三次市の有料老人ホーム10ヶ所(定員245人)は、老人福祉法第29条第1項により都道府県知事への届出が必要な施設で、同法第5条の3が定める老人福祉施設(養護老人ホーム・特別養護老人ホーム・軽費老人ホームなど)には含まれません。

三次市の軽費老人ホーム4ヶ所(定員145人)は、同法第20条の6が「無料又は低額な料金で、老人を入所させ、食事の提供その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設」と定めるものです。

三次市の施設の内訳

種類施設数定員 定員の割合1ヶ所あたり定員 全国平均(1ヶ所あたり)
特別養護老人ホーム
(介護老人福祉施設)
8 453人 53.7% 56.6人 70.0人
有料老人ホーム 10 245人 29.1% 24.5人 38.5人
軽費老人ホーム
(ケアハウスなど)
4 145人 17.2% 36.3人 40.9人
合計 22 843人 100.0% 38.3人 48.0人

特別養護老人ホームは公的な施設で、原則として要介護3以上が対象です。 有料老人ホームは民間が運営し、介護付き・住宅型などの種別がありますが、この統計では分かれていません。 軽費老人ホームは比較的自立している人向けの低料金の施設です。

三次市の定員843人の内訳は、特別養護老人ホームが53.7%、有料老人ホームが29.1%、軽費老人ホームが17.2%です。全国の内訳は43.3%・49.7%・6.9%です。

1ヶ所あたりの定員は、特別養護老人ホームが1ヶ所あたり平均56.6人(全国平均70.0人)、有料老人ホームが24.5人(全国平均38.5人)、軽費老人ホームが36.3人(全国平均40.9人)です。同じ定員でも、大きな施設が少数あるのか小さな施設が分かれているのかで、空きの出かたや通いやすさは変わります。

費用の面では、負担限度額の制度がある特別養護老人ホームと、低額な料金と定められている軽費老人ホームが合わせて598人(70.9%)、料金を施設ごとに決める有料老人ホームが245人(29.1%)です。全国ではこの2つが50.3%と49.7%です。

広島県のなかでの三次市の位置

広島県の23市区町村のうち、三次市は定員の多い順で8位、全国1,740市区町村では355位です。広島県内で三次市より定員が多いのは7市区町村、少ないのは15市区町村です。

75歳以上100人あたりの定員でみると広島県で4位、全国で528位になります。定員の実数でみた順位と、人口で割った値でみた順位がずれるのは、高齢者の人数が自治体ごとに違うためです。

2020年からの推移

特養特養定員 有料有料定員定員計
2020年 8 453 9 237 690
2021年 8 453 9 235 688
2022年 8 453 9 237 690
2023年 8 453 10 245 698

2020年から2023年で、特養と有料老人ホームの定員は合わせて 8人増えました。

内訳をみると、特別養護老人ホームの定員は453人のまま変わっていません。有料老人ホームの定員は237人から245人へ8人増えました。

合わせた定員の変化率は+1.2%で、同じ期間の全国は1,182,790人から1,284,051人で+8.6%です。三次市との差は−7.4ポイントです。

2020年から2023年までの3回の前年比較では、前年を上回ったのが2回、下回ったのが1回です。

三次市の高齢者の状況

総人口(2020年)
50,681人
65歳以上人口(2020年)
18,437人
うち75歳以上
10,246人
65歳以上に占める75歳以上の割合
55.6%
高齢化率
36.4%
65歳以上のひとり暮らし世帯
3,409世帯
65歳以上に対するひとり暮らし世帯の割合
18.5%

三次市の75歳以上人口は10,246人で、65歳以上18,437人の55.6%です(全国51.6%、広島県52.0%)。高齢化率36.4%と広島県平均29.0%との差は+7.4ポイント、全国28.0%との差は+8.4ポイントです。

定員843人を75歳以上人口で割ると、75歳以上100人あたり8.2床です(全国7.6床、広島県5.8床)。ページ上部の4.57床は65歳以上を分母にした値で、分母が違います。

65歳以上のひとり暮らし世帯は3,409世帯で、65歳以上人口の18.5%にあたります(全国19.0%、広島県19.4%)。

三次市では65歳以上のうち3,409世帯がひとり暮らしです。 施設に入るまでの間や、入所を選ばない場合の自宅での安全確保が課題になりやすい層です。

三次市の介護保険料もあわせて

三次市の65歳以上の介護保険料の基準額は月額5,849円(第9期)です。 施設に入るかどうかにかかわらず、65歳以上は全員が納めます。 三次市の介護保険料の詳細と所得段階ごとの金額を掲載しています。

三次市の要介護認定率は23%です(厚生労働省「第9期介護保険事業計画期間における第1号保険料(保険者別)」。公表分の全国平均18.5%、広島県平均20.3%)。認定を受けた人が全員施設に入るわけではありませんが、在宅で介護を続けるか施設を探すかを考える人の多さの目安にはなります。

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広島県で高齢者人口が近い市区町村

市区町村65歳以上人口施設数 定員65歳以上100人あたり 75歳以上100人あたり
三次市
(このページ)
18,437人 22 843人 4.57床 8.2床
庄原市 14,579人 11 416人 2.85床 4.9床
府中市 14,371人 12 405人 2.82床 5.1床
府中町 12,570人 7 309人 2.46床 4.8床
安芸高田市 11,112人 10 738人 6.64床 11.9床
竹原市 10,082人 9 341人 3.38床 6.1床
江田島市 9,572人 6 270人 2.82床 5.0床
大竹市 9,406人 5 241人 2.56床 4.7床
熊野町 8,136人 2 89人 1.09床 2.1床

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費用の考え方

特別養護老人ホームは公的な施設のため費用は比較的抑えられますが、待機が生じることがあります。 自己負担は所得や資産の状況に応じた段階で決まり、居住費と食費には負担限度額の制度があります。 有料老人ホームは民間の運営で、入居一時金の有無や月額の内訳が施設ごとに大きく違います。

どの施設がいくらになるかは、要介護度・所得段階・居室の種類で変わります。 金額は必ず施設と市区町村の窓口で確認してください。 介護費用の目安を試算するツール住民税非課税世帯かどうかの判定も用意しています。

よくある質問

三次市に特別養護老人ホームは何ヶ所ありますか?

2023年の総務省の統計では8ヶ所、定員は合計453人です。

三次市に有料老人ホームは何ヶ所ありますか?

10ヶ所、定員は合計245人です。介護付き・住宅型などの種別は、この統計では分かれていません。

三次市の施設は足りていますか?

65歳以上100人あたりの定員は4.57床で、全国平均(3.9床)より0.7床多い水準です。高齢者22人に1床の計算になります。ただし定員は施設の所在地で数えたもので、実際に入れるかどうかは空き状況や要介護度、所得によって変わります。

この数字はどこから来ていますか?

総務省「社会・人口統計体系(市区町村データ)」J 福祉・社会保障(老人福祉施設 基本票)/A 人口・世帯です。施設数・定員は2023年、65歳以上人口は2020年の国勢調査の値です。

出典

総務省「社会・人口統計体系(市区町村データ)」J 福祉・社会保障(老人福祉施設 基本票)/A 人口・世帯(e-Stat

定員は特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・軽費老人ホームの合計。65歳以上100人あたり定員=定員合計÷65歳以上人口×100。施設の所在地ベースの集計で、入所者の住所地とは一致しない。