引っ越しの電気・ガス・水道の手続き|いつまでに・どこへ・一括でできるか

引っ越しの電気・ガス・水道は、連絡先が別々です。電気とガスは引越し先で使う会社に、水道は引越し先の市区町村の水道局に申し込みます。期限は事業者の公式サイトで違い、水道は東京都水道局が3〜4日前まで、大阪市水道局が5日前までと案内しています。ガスの開栓は立会いが必要で、電気は原則として不要です。電気とガスは、一度の入力でまとめて申し込める窓口もあります。後半で紹介する電気ガス開始受付センターは新電力の紹介を含む電気の開始専用窓口で、沖縄県・離島は対象外です。

電気・ガス・水道の連絡先と期限(一覧)

公式サイトに書かれた連絡先と期限・目安を並べます。事業者ごとに違うため、引越し先の事業者の案内で確かめてください。

種類連絡先いつまで(公式の表示)
電気 引越し先で契約する電力会社。Webや電話で申し込む 東京電力エナジーパートナー:申込み受付は当日から31日先まで/東京ガス:引越しの2か月前から受付/電気ガス開始受付センター:当日でも可、1週間前までをすすめている
ガス 引越し先のガス会社。開栓は立会いが必要 東京ガス:Webで申し込んだ場合の開栓は最短で当日午後〜翌日午前(手続きの時刻による)。東京電力エナジーパートナーの案内では、東邦ガスエリアは契約開始が申込みから4営業日目以降、大阪ガスエリアは9営業日目以降
水道 引越し先の市区町村の水道局(東京都水道局、大阪市水道局など) 東京都水道局:開始申込みは3〜4日前までに/大阪市水道局:使用開始日の5日前まで

出典:東京電力エナジーパートナー・東京ガス・東京都水道局・大阪市水道局・電気ガス開始受付センターの公式サイト(2026年10月2日確認)。表は公式の表示を転記したもので、お住まいの地域の事業者の期限とは違う場合があります。

引越し元でも、電気・ガス・水道は止める手続き(停止・中止)が別に要ります。東京都水道局は、中止届を出さないと、使っていなくても基本料金がかかると案内しています。

電気:申込み・立会い・スマートメーター

電気の使用開始は、引越し先で使う電力会社に申し込みます。電力会社の切り替えは、切り替え先の電力会社に申し込む形だと資源エネルギー庁が案内しています。

  1. 立会いは原則不要です。東京電力エナジーパートナーと東京ガスは、電気の使用開始・停止に立会いは原則不要と案内しています。電気ガス開始受付センターも原則不要で、オートロックの建物でメーターに近づけない場合など、状況によっては必要になるとしています。
  2. ブレーカーの案内は会社で違います。東京電力エナジーパートナーは、申し込んだ使用開始日以降にブレーカーを「入」にするよう案内しています。東京ガスは、すぐに使う場合はブレーカーを上げて使ってよく、使用開始日までさかのぼって料金を適用するとしています。申し込んだ会社の案内に従ってください。
  3. スマートメーターの扱い。東京ガスは、スマートメーターが付いていない場合は、送配電事業者から交換の日程調整の連絡が来るとしています。また、メーターの情報が確認できないと、使用開始日に電気が使えないことがあり、その場合は電気メーターの計器番号を確かめて連絡するよう案内しています。資源エネルギー庁は、電力会社の切り替えで、スマートメーターへの交換工事が必要な場合はおよそ2週間程度、不要な場合はおよそ4日程度としています。
  4. 契約先の名前を確かめます。電力・ガス取引監視等委員会は、大手電力会社と誤認しやすいプラン名で勧誘され、勘違いして申し込んだという相談があるとして、電力会社の正式名称を確認してから申し込むよう注意喚起しています(令和6年10月9日)。

ガス:開栓の立会いと混む時期

ガスの使用開始(開栓)は、電気と違って立会いが必要です。東京ガスは、使用開始には当日の立会いが必要で、宅内で点火の確認と安全事項の説明をすると案内しています。東京電力エナジーパートナーも、ガスの使用開始には必ず立会いが必要で、立ち会えないとガスを使い始められないとしています。

  1. 代理人でも立ち会えます。東京ガスは、入居者本人が難しい場合は、マンションの管理人や大家など、案内内容を伝えられる代理の方の立会いでもよいとしています。
  2. 立会いの時間帯。東京ガスの立会いの時間帯は、9:00〜12:00・13:00〜15:00・15:00〜17:00が毎日、17:00〜19:00が月曜日から土曜日です(日曜・祝日の17:00〜19:00は受け付けていません)。
  3. 混み合う時期は早めに。東京ガスは、3月上旬〜4月上旬、ゴールデンウィーク周辺、各月末や月初、半期末(9月末)と年末(12月末)は手続きが混み合うため、早めに手続きして立会いの日程を調整するよう案内しています。
  4. 忘れたときは速やかに連絡します。東京ガスは、タイミングによっては当日対応できる場合があるとしていますが、ガスは基本的に立会いが必要です。

水道:市区町村の水道局へ

水道は、電力会社やガス会社ではなく、引越し先の市区町村の水道局に届け出ます。横浜市の引越し手続きの一覧も、電気・ガスは契約している事業者に確認する一方、水道は横浜市水道局のお客さまサービスセンターと案内しています。

  1. 東京都:水道の開始申込みと中止届は、3〜4日前までに必ず手続きするよう案内しています。東京都水道局アプリから使用開始を手続きします。水が出ないなど至急の対応が必要な場合は、お客さまセンターに連絡します。
  2. 大阪市:使用開始の届出は、原則として使用開始日の5日前までです。使用中止の届出も、原則として使用中止日の5日前までです。水道メーターの取付・取外は平日の午前9時から午後5時までで、夜間・土曜・日曜・祝日はできないため、早めの届出をすすめています。
  3. 引越し元は中止届を出します。東京都水道局は、届出がないと使用していなくても基本料金がかかると案内しています。

引越し先の水道料金の水準は、市区町村別の水道料金で調べられます。

一括で申し込める窓口

電気とガスは、一度の入力でまとめて申し込める窓口があります。東京電力エナジーパートナーと東京ガスは、それぞれ自社の電気とガスを、引越しの手続きとしてまとめて申し込めます。

電気ガス開始受付センターは、株式会社LOHASTYLEが運営する、新電力の紹介を含む電気の開始専用窓口です。公式サイトには、次のように書かれています。

  1. 流れ:WEBで受け付け、オペレーターが電話で内容を確認し、最短当日から利用開始です。
  2. 受付:最短5分、平均10分程度で受け付けられるとしています。土日・祝日も受け付けています。
  3. 手続きの時期:引っ越し当日でも可能ですが、混み具合によっては当日から使えないことがあるため、1週間前までを推奨しています。
  4. 費用:公式サイトでは、利用にお金はかからず、電気ガスの手続き代行サービスは全て無料と案内しています。
  5. 対象:全国対応ですが、沖縄県・離島は除かれます。選べるサービスは「電気の開始」と「電気・ガスの開始」です。

水道は、この窓口の対象には書かれておらず、これまでの章のとおり水道局に届け出ます。ガスの開栓は立会いが必要なので、日程はガス会社と調整してください。

よくある質問

Q. 引っ越しの電気・ガス・水道は、いつまでに手続きすればいいですか?

A. 公式サイトに書かれている期限・目安は事業者で違います。水道は、東京都水道局が開始申込みを3〜4日前まで、大阪市水道局が使用開始日の5日前までと案内しています。電気とガスは、東京ガスが引越しの2か月前からWebで受け付けています。電気ガス開始受付センターは、当日でも手続きできるものの、混み具合によっては当日から使えないことがあるため、1週間前までの手続きをすすめています。ガスは立会いの日程調整が要るため、東京ガスは混み合う時期に早めの手続きをすすめています。

Q. 電気の開始に立会いは必要ですか?

A. 東京電力エナジーパートナー、東京ガス、電気ガス開始受付センターとも、原則として立会いは不要と案内しています。ただし、オートロックの建物でメーターに近づけない場合や、送電作業が必要な場合などには、立会いをお願いすることがあると書かれています。

Q. ガスの開栓に立ち会えないときは、どうしますか?

A. 東京ガスは、入居者本人の立会いが難しい場合は、東京ガスからのお知らせ内容を伝えられる代理の方(マンションの管理人や大家など)の立会いでもよいとしています。作業日時と立会者は、申し込み後も変更できると案内しています。

Q. 手続きを忘れて、引っ越し当日になってしまったら?

A. 東京ガスは、手続きを忘れたときは気づいた段階で速やかに連絡するよう案内しており、タイミングによっては当日対応できる場合があるとしています。ただしガスは基本的に立会いが必要です。電気ガス開始受付センターも、当日の手続きは可能としていますが、混み具合によっては当日から利用できない場合があります。

Q. 手続きをしないで、ブレーカーを上げて電気を使ってもいいですか?

A. 東京ガスは、引越し先ですぐに電気を使う場合はブレーカーを上げて使ってよく、手続き後に使用開始日までさかのぼって料金を適用するとしています。一方、東京電力エナジーパートナーは、申し込んだ使用開始日まではブレーカーを「切」にするよう案内しています。電気ガス開始受付センターは、開始手続きは必ず必要で、手続きをしないと供給停止になる前に申し込むよう案内しています。申し込んだ会社の案内に従ってください。

Q. 電気ガス開始受付センターを使うと、お金はかかりますか?

A. 公式サイトでは、電気ガス開始受付センターの利用にお金はかからず、電気ガスの手続き代行サービスは全て無料と案内しています。ただし、手続きの結果として契約する電気やガスの料金は、契約先の料金プランで決まります。沖縄県・離島は対象外です。

参考・出典

※期限・目安・受付時間は、各事業者の公式サイトの2026年10月2日時点の表示です。お住まいの地域の事業者の案内で、最新の内容をご確認ください。

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