下関市(山口県)の介護保険料

第9期(2024〜2026年度)の基準額

5,500円/月

年額にすると 約66,000円

全国平均より 725円 安い 全国 330位 / 1,573保険者(安い順)

山口県下関市の65歳以上(第1号被保険者)の介護保険料の基準額は、 第9期(2024〜2026年度)で月額5,500円です。

65歳になってもすぐに年金天引きが始まるわけではありません。介護保険料はいつから年金天引きになるかで仕組みを解説しています。

下関市の所得段階別 介護保険料(目安)

実際に納める介護保険料は、基準額に本人と世帯の所得状況に応じた割合を掛けて決まります。 介護保険法施行令第38条は標準として13段階を定めており、その割合を下関市の基準額 5,500円に掛けると、段階ごとの金額は次のようになります。第5段階が基準額そのものです。 年金収入などからご自身の段階を調べるには、介護保険料の計算ツールが使えます。 ただし計算ツールは入力を絞った簡易な16段階で、基準額が第4段階にあたるため、段階の名前と番号はこのページの標準13段階の表と一致しません。

基準額が低めなので、上の段階でも金額はそれほど大きくなりません。段階ごとの刻みは全国平均の保険者より1割ほど小さくなります。第8期から据え置かれているため、段階別の金額も前期と同じです。

段階対象となる方割合月額年額
第1段階 生活保護受給者、老齢福祉年金の受給権があり住民税世帯非課税の方など ×0.285 1,567円 約18,804円
第2段階 住民税世帯非課税で、公的年金等収入金額と合計所得金額の合計が120万円以下の方 ×0.485 2,668円 約32,016円
第3段階 住民税世帯非課税で、第1・第2段階に該当しない方 ×0.685 3,768円 約45,216円
第4段階 本人は住民税非課税(世帯に課税者あり)で、上記の合計額が82万6,500円以下の方 ×0.9 4,950円 約59,400円
第5段階 本人は住民税非課税(世帯に課税者あり)で、第4段階に該当しない方(基準額) ×1.0 5,500円 約66,000円
第6段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が120万円未満の方 ×1.2 6,600円 約79,200円
第7段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が120万円以上210万円未満の方 ×1.3 7,150円 約85,800円
第8段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が210万円以上320万円未満の方 ×1.5 8,250円 約99,000円
第9段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が320万円以上420万円未満の方 ×1.7 9,350円 約112,200円
第10段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が420万円以上520万円未満の方 ×1.9 10,450円 約125,400円
第11段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が520万円以上620万円未満の方 ×2.1 11,550円 約138,600円
第12段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が620万円以上720万円未満の方 ×2.3 12,650円 約151,800円
第13段階 本人が住民税課税で、合計所得金額が720万円以上の方 ×2.4 13,200円 約158,400円

第1〜第3段階の割合は、施行令第38条第11〜13項が定める減額賦課(公費による軽減)を上限まで適用したときの値です。 軽減幅の範囲内で市町村が実際の割合を定めます。 第6〜第13段階の合計所得金額の区分は、厚生労働省の資料に示された第9期の標準の区分です。

下関市で年金収入が年200万円なら介護保険料はいくら?(単身・65歳以上)

下関市で、65歳以上の単身の方が公的年金だけで年200万円を受け取っている場合、施行令の標準13段階で計算すると、合計所得金額は90万円で 第6段階、介護保険料は月額6,600円(年額約79,200円)です(実際の段階と額は下関市の公式ページでご確認ください)。 年金収入が違う場合は、次の表で探せます。

年金収入(年)合計所得金額段階月額年額(年金から天引き)
80万円 0万円 第1段階 1,567円 約18,804円
120万円 10万円 第2段階 2,668円 約32,016円
150万円 40万円 第3段階 3,768円 約45,216円
180万円 70万円 第6段階 6,600円 約79,200円
200万円 90万円 第6段階 6,600円 約79,200円
250万円 140万円 第7段階 7,150円 約85,800円
300万円 190万円 第7段階 7,150円 約85,800円
400万円 272.5万円 第8段階 8,250円 約99,000円
500万円 356.5万円 第9段階 9,350円 約112,200円

65歳以上で、世帯に他の方がおらず、収入が公的年金だけの方の場合です。令和8年度の介護保険料は令和7年中の所得で決まるため、令和7年分の公的年金等控除 (65歳以上は最低110万円。国税庁 No.1600の速算表)を年金収入から引いて合計所得金額を出しています。 月額・年額は上の13段階の表と同じ計算(基準額×割合)で、年額は年金から天引きされる額の目安です。

本人が住民税非課税になる合計所得金額の上限は、生活保護の級地区分(下関市は2級地)にあたる41.5万円で判定しています。 これ以下なら第1〜第3段階(年金収入82万6,500円以下は第1、120万円以下は第2)、課税されると第6段階以上です。 条例で異なる非課税限度額を定めている場合や、障害者・寡婦などで別の非課税要件に当たる場合は、段階が変わります。

令和8年度に限り、給与所得がある方(令和7年中の給与収入が55万1,000円以上190万円未満)は、税制改正前の控除額で段階を判定する特例があります (介護保険法施行令附則第24条・第25条)。年金だけの方は対象外で、この表の段階には影響しません。 対象の方は、令和8年度の住民税が非課税でも、介護保険料の段階では課税とみなされて段階が上がることがあります。 自治体によっては特例の減免で調整しているため、自分が対象かどうかは下関市の介護保険の窓口でご確認ください。

上の表は目安です

ここに掲載している5,500円は基準額で、上の表は施行令が標準として示す13段階の割合を 基準額に掛けて当サイトが算出したものです。

段階の数、各段階を区分する所得金額、割合は保険者が独自に設定できます。 下関市が13段階以外の区分を採用している場合や、独自の割合を定めている場合、実際の金額は上の表と異なります。 ご自身の保険料の正確な金額は、下関市の介護保険担当窓口または送付される保険料決定通知書でご確認ください。

保険料の次に気になるのは、介護が必要になったときの自宅の工事費です。要支援・要介護の認定を受けると、手すりの取付けなどの住宅改修に、介護保険から費用が支給されます(原則、工事の前に市区町村へ事前申請。根拠は介護保険法第45条・第57条、同法施行規則第75条)。

下関市で40〜64歳の人の介護保険料は?(国保・会社員の場合)

40〜64歳(第2号被保険者)の介護保険料は、下関市の基準額(月額5,500円)ではなく、加入している医療保険で決まります。 国保の人は国保料の一部として、会社員の人は健康保険料と一緒に給与から納めます。65歳になると、上の所得段階別の保険料に切り替わります。

国保に加入している場合

下関市の令和8年度の料率で、国保料のうち介護分は、年収300万円の単身で年額54,750円(月額約4,563円)、 年収500万円で年額93,250円(月額約7,771円)です。国保には扶養の仕組みがなく、40〜64歳の加入者一人ひとりに介護分がかかります。

給与年収(単身)介護分(年額)介護分(月額)40〜64歳の国保料の合計(年額)
300万円 54,750円 約4,563円 293,993円
500万円 93,250円 約7,771円 501,893円

令和8年度の下関市の国保の料率を使い、給与収入だけの単身で軽減・固定資産税なしとして計算した目安です。合計は医療分・後期高齢者支援金分・子ども・子育て支援金分に介護分を足した額で、 下関市の国民健康保険料(年収別の早見表)の40〜64歳の列と同じ額です。

会社員(協会けんぽ)の場合

協会けんぽの介護保険料率は全国一律の1.62%(労使合計)で、本人負担はその半分です。 年収300万円なら月額2,106円(年額25,272円)、 年収500万円なら月額3,321円(年額39,852円)が給与から天引きされます。 被扶養者として加入している配偶者などは、自分で別に保険料を払う必要はありません。

給与年収標準報酬月額本人負担(月額)本人負担(年額)
300万円 260,000円 2,106円 25,272円
500万円 410,000円 3,321円 39,852円

賞与なしで年収を12等分した月給とみなした目安です。会社の健康保険組合に加入している場合は、介護保険料率が協会けんぽと異なります。 料率は全国健康保険協会の令和8年度の保険料率のとおりです。

全国平均・山口県内での位置づけ

下関市の第9期の基準額は月額5,500円で、全国加重平均の6,225円より 725円安くなっています。年額に換算すると全国平均との差は 8,700円です。 全国1,573保険者を基準額の安い順に並べると330位(安いほうから約21%の位置)にあたります。

山口県内では、19保険者のうち安い順で8位です。 山口県の県内平均(19保険者の単純平均)は月額5,506円で、下関市はこれより 6円安くなっています。 山口県で最も安いのは田布施町の4,921円、最も高いのは宇部市の6,200円です。

山口県内の最安と最高の差は月1,279円です。県内の地域差は全国的にみて小さいほうです。総人口は255,051人(2020年)です。山口県には19保険者があり、全国的にみて数が少ないため、県内の比較対象は多くありません。全国加重平均とは全国でも安い側にはっきり離れています。

65歳以上は90,326人(2020年)で、給付費の見込みは統計的に安定しやすい規模です。山口県自体が、全国47都道府県のなかで加重平均の安い側に位置します。県内順位は中位のすぐ下です。山口県の県内平均とほぼ同じ水準です。

全国でも大規模な保険者で、基準額は多数の被保険者の平均的な状況を反映しています。要介護認定率は2割を超えており、給付費の見込みを押し上げる要因になります。基準額が低い層にあるのは、給付費の見込みが全国的にみて軽いためです。

第8期からの推移

第8期(2021〜2023年度)の基準額は月額5,500円でした。第9期は5,500円で、 据え置きとなっています。

第9期の水準は、全国平均からなお距離があります。年額でみても第8期と変わらず、3年間の負担は前期と同じです。山口県の19保険者のうち、第8期から値上げしたのは11保険者です。

要介護認定率

下関市の要介護認定率は21.3%です。要介護認定率が高いほど介護サービスの給付費が増えるため、保険料の水準に影響します。

山口県の平均をはっきり上回る水準です。全国有数の規模の保険者では、認定率は多数の被保険者の平均像そのものです。認定率は全国では高いほうから2番目の層にあたります。高齢化率が3割台半ばの地域では、75歳以上の比重が認定率に効いてきます。

下関市の高齢化率の推移(2000〜2020年)

介護保険料の基準額は、その保険者が見込む介護サービスの給付費を第1号被保険者数などで割って決まります。 給付費は高齢者の数だけでなく、要介護認定の状況、施設・在宅サービスの整備状況、 準備基金の取り崩しによって変わります。高齢者が増えると給付費と第1号被保険者数がともに増えるため、 高齢化率の高さがそのまま基準額の高さになるとは限りません。 下関市の高齢化率は35.4%で、全国平均より7.4ポイント高く、 65歳以上人口は3割を超えています。 2020年の国勢調査では、総人口255,051人のうち65歳以上が90,326人です。

2000年からの20年間で、下関市の高齢化率は22.3%から35.4%へ +13.1ポイント動きました。同じ期間の全国平均は+10.7ポイントです。

全国平均を6ポイント以上上回ります。2015年から2020年にかけては、全国平均より速く上がりました。20年間で12〜13ポイント台上がり、全国平均を上回るペースです。

住民の3人に1人以上が第1号被保険者です。20年で12〜13ポイント台の上昇は、団塊の世代が高齢期に入った影響が大きいと考えられます。同じ基準額の保険者が全国に多く、条件の異なる地域が同じ金額に並んでいます。

10% 17.5% 25% 32.5% 40% 20002005201020152020
下関市 山口県平均 全国平均
国勢調査年高齢化率全国平均との差
2000年 22.3% +5.0ポイント
2005年 25.5% +5.4ポイント
2010年 28.5% +5.7ポイント
2015年 32.8% +6.5ポイント
2020年 35.4% +7.4ポイント

高齢化率は「65歳以上人口 ÷ 総人口」で算出しています。国勢調査の公表値として引用される 28.6%(2020年・全国)は年齢不詳を除いた人口を分母にした値のため、ここでの28.0%とは定義が異なります。 本ページは全国・都道府県・市区町村のすべてを同じ定義でそろえているため、比較としては整合します。 出典は総務省「社会・人口統計体系(市区町村データ 基礎データ・廃置分合処理済)A 人口・世帯」です。

下関市の介護保険料のポイント

第9期の基準額(月額)
5,500円
第9期の基準額(年額)
約66,000円
第8期(2021〜2023年度)の基準額
5,500円/月
第8期からの増減
据え置き
全国平均(6,225円)との差
-725円
第9期3年間の累計(基準額×36か月)
約198,000円
全国順位(安い順)
330位 / 1,573保険者
全国順位(高い順)
1244位 / 1,573保険者
山口県内の順位(安い順)
8位 / 19保険者
山口県の県内平均(5,506円)との差
-6円
山口県の加重平均(5,568円・厚労省公表)との差
-68円
全国最安(小笠原村3,374円)との差
+2,126円
全国最高(大阪市9,249円)との差
3,749円 低い
同じ基準額の保険者
全国で48保険者
要介護認定率
21.3%
要介護認定率の全国平均(18.5%)との差
+2.8ポイント

基準額は全国では低いほうから2番目の層です。山口県内では中位よりやや安い位置です。高齢化率は3割台半ばで、全国平均をかなり上回ります。第8期の基準額から据え置かれています。

全国平均の推移(第1期〜第9期)

介護保険料は3年ごとの介護保険事業計画にあわせて見直されます。全国加重平均は制度が始まった第1期の 2,911円から第9期の6,225円へと、約2.1倍になりました。

計画期間年度全国平均(月額)
第1期 2000〜2002年度 2,911円
第2期 2003〜2005年度 3,293円
第3期 2006〜2008年度 4,090円
第4期 2009〜2011年度 4,160円
第5期 2012〜2014年度 4,972円
第6期 2015〜2017年度 5,514円
第7期 2018〜2020年度 5,869円
第8期 2021〜2023年度 6,014円
第9期 2024〜2026年度 6,225円

第9期は586保険者(全体の約37%)が第8期から据え置きとなっています。

よくある質問

下関市の介護保険料は月額いくらですか?

山口県下関市の65歳以上(第1号被保険者)の介護保険料の基準額は、第9期(2024〜2026年度)で月額5,500円、年額にすると約66,000円です。全国加重平均の6,225円と比べると725円安い水準です。実際に納める額は所得段階によって変わります。

下関市の介護保険料は全国で見ると高いほうですか?

全国1,573保険者を基準額の安い順に並べると下関市は330位です。全国で最も安いのは東京都小笠原村の3,374円、最も高いのは大阪府大阪市の9,249円で、地域差は約2.7倍あります。

介護保険料は所得によって変わりますか?

変わります。介護保険料は保険者ごとの基準額に、本人と世帯の所得状況に応じた割合を掛けて決まります。介護保険法施行令第38条は標準として13段階を定めており、住民税世帯非課税の方は基準額より低く、所得が高い方は基準額より高くなります。段階の数や区分する所得金額は保険者が独自に設定できるため、下関市の実際の区分は市区町村の資料でご確認ください。

下関市の介護保険料は第8期から変わりましたか?

下関市の基準額は第8期(2021〜2023年度)と同額で据え置かれています。全国平均で見ると第8期の6,014円から第9期は6,225円へと約3.5%上がっています。介護保険料は3年ごとの介護保険事業計画にあわせて見直されます。

令和8年度の介護保険料は、住民税が非課税なのに高くなることがありますか?

あります。令和7年の税制改正で給与所得控除の最低額が55万円から65万円に上がりましたが、介護保険法施行令の特例(附則第24条・第25条)により、令和8年度の保険料に限り、令和7年中の給与収入が55万1,000円以上190万円未満で給与所得がある方は、改正前の控除額で段階を判定します。そのため、住民税は非課税でも、介護保険料の段階では課税とみなされて段階が上がることがあります。自治体によっては、特例の減免で調整しています。年金だけの方は対象外で、令和9年度以降はこの特例はありません。ご自身が対象かどうか、減免があるかどうかは、下関市の介護保険の窓口にご確認ください。

下関市の老人ホーム・介護施設

下関市には特別養護老人ホームが17ヶ所(定員1,067人)、 有料老人ホームが71ヶ所(定員2,378人)あります。 65歳以上100人あたりの定員は4.51床です。

下関市のほかのデータ

出典

厚生労働省「第9期介護保険事業計画期間における第1号保険料(保険者別)」

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40211.html

所得段階別の割合:介護保険法施行令(平成十年政令第四百十二号)第38条

第6〜13段階の合計所得金額の区分:厚生労働省 社会保障審議会介護保険部会(第126回)資料3「介護保険料等における基準額の調整」

対象期間:第9期(2024年度〜2026年度)。金額はいずれも月額の基準額です。 年額・3年間の累計・全国平均との差額・県内平均・各種順位・段階別の金額は、上記の公表値と法令の割合をもとに 当サイトが算出したものです。 制度改正や保険者の統合等により内容が変わる場合があります。最新の情報は下関市の公式サイトでご確認ください。

全国1,573保険者分のデータは CSV・JSON で配布しています(出典を明記すれば自由にご利用いただけます)。

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