川崎市(神奈川県)の水道料金

川崎市の水道料金は、2027年度(令和9年度)に11%、2028年度(令和10年度)から22%引き上げる改定案が出ています。決定ではなく案で、市は「改正水道条例議案」を市議会に提出した段階です。

川崎市の水道代(2か月・30m³・水道+下水)

6,017円

年鑑の公表値(10m³)は792円

年鑑の10m³で 全国の中央値より 803円 低い 全国 1545位 / 1,592市区町村(高い順)

神奈川県川崎市の水道料金は、家庭用・口径13mmで10m³を使ったとき792円です。 総務省が公表している令和6年度の地方公営企業年鑑の公表値です。

料金改定も使い方の変化もないのに請求が増えたら、家じゅうの蛇口を閉めて水道メーターのパイロットを見ます。回っていれば水漏れの可能性があります(大阪市水道局)。

川崎市の水道代は、2か月でいくら?(水道+下水道・使用量別)

川崎市で2か月に20m³・30m³・40m³を使ったときの、水道料金と下水道使用料は次のとおりです(一般用・口径の別なし、消費税込み)。

2か月の使用量水道料金下水道使用料合計
20m³ 1,584円 1,496円 3,080円
30m³ 3,113円 2,904円 6,017円
40m³ 4,642円 4,312円 8,954円

市の「水道料金・下水道使用料早見表(2ヶ月検針(隔月制))」の金額を写しました。 適用の時期:水道料金・下水道使用料とも2019年(令和元年)10月1日の改定後の料金。 実際の請求額は、日割り計算や減免などで表と異なることがあります。検針票でご確認ください。

水道料金の改定案が出ています(下の「値上げされる?」に載せています)。決まる前のため、表は現行の額です。

このページ上部の10m³の金額は、総務省「地方公営企業年鑑」令和6年度時点の公表値で、その後に料金を改定した川崎市の現行の額とは異なることがあります。 上の表は水道料金と下水道使用料を同じ使用量・同じ2か月分でそろえた実額なので、足し算した合計をそのまま請求額の目安にできます。

出典(2026年10月9日取得): 川崎市上下水道局「水道料金・下水道使用料早見表(2ヶ月検針(隔月制))」、川崎市上下水道局「水道料金の改定案について」

川崎市の水道料金は値上げされる?

川崎市の水道料金は、2027年度(令和9年度)に11%、2028年度(令和10年度)から22%引き上げる改定案が出ています。決定ではなく案で、市は「改正水道条例議案」を市議会に提出した段階です。

改定案の状態市のページ(公開・更新日 2026年8月31日)は、「改正水道条例議案」を市議会に提出したとし、議案第120号の川崎市議会8月26日常任委員会説明資料を載せています。ページの「おわりに」には「改定の内容が確定しましたら」広報すると書かれています
改定率22%。激変緩和措置として令和9年度(2027年度)は11%改定とし、令和10年度(2028年度)から22%改定
家庭の負担の見込み一般的な家庭で、月に210円〜499円程度の値上げを見込む(使う水の量で異なります)
料金の仕組みの見直しメーター口径に応じた料金体系にする、最低単価と最高単価の開きを小さくする、月8m³まで583円の基本水量制を廃止する、と説明されています

上の内容は、市議会に提出された議案についての市の説明です。議決の結果と具体的な施行日は、このページでは確認できていません。

出典(2026年10月12日取得): 川崎市上下水道局「水道料金の改定案について」

川崎市へ転入・引越しで水道を使い始めるときは、引越し先の川崎市に開始の申込みが要ります。期限は事業者で違い、東京都水道局は3〜4日前まで、大阪市水道局は使用開始日の5日前までと案内しています。川崎市の期限は、川崎市の上下水道担当窓口でご確認ください。

川崎市の水道料金データ

10m³当たり料金(口径13mm・家庭用)
792円
基本料金
583円(基本水量 8m³ を含む)
超過料金
1m³あたり104円
全国の中央値(1,595円)との差
-803円
全国順位(高い順)
1545位 / 1,592市区町村
神奈川県内の順位(高い順)
27位 / 32市区町村
年鑑上の実施時期
2019年10月
普及率
100%

川崎市で水道代が急に増えたとき

料金改定も使い方の変化もないのに請求が増えたときは、まず水漏れを確かめます。家じゅうの蛇口をすべて閉めて水道メーターを見て、メーターの中央にあるパイロット(星形か丸形)が回っていれば、どこかで水が漏れている可能性があります(大阪市水道局・堺市上下水道局)。

修理のあとで、漏れた分の水道料金を減らす制度を設けている水道事業者があります。条件は事業者ごとに違い、修理すれば漏れた分がそのまま戻るわけではありません。

  • 大阪市水道局は、宅地内の漏水を修繕し終えた場合に、漏水量の50%を減量します。申し込みには、指定給水装置工事事業者などが発行する、漏水を修繕した事実がわかる証明書が要ります。漏水している事実を知りながら修繕を怠った場合(蛇口からの漏水など)は対象外で、地下漏水以外の漏水(主に水洗便所・給湯器など)は1回に限られます。減量しても普段の請求額より高くなると案内しています。
  • 横浜市水道局は、修繕が済んでから申請を受け付け、修繕を行ったことを確認できる書類(漏水修理の請求書や領収書など)の写しを求めています。漏水している事実を知りながら修繕を怠った場合や、蛇口の閉め忘れなどの不注意による漏水は対象外で、増えた水量のすべてが減るわけではありません。

川崎市に同じ制度があるか、どの書類が要るかは、川崎市の上下水道担当窓口にご確認ください。

大阪市水道局のように、減量の申し込みに指定給水装置工事事業者などの証明書を求める事業者もあるため、修理を頼むときは川崎市の指定を受けた事業者かどうかも確かめてください。

出典:大阪市水道局(水漏れの確認方法・2018年2月27日)/堺市上下水道局(水漏れの確かめ方・2023年4月3日)/大阪市水道局(漏水を修繕した場合の減量・2025年7月23日)/横浜市水道局(漏水に伴う水道料金等の減額・2025年11月13日)

川崎市の下水道使用料

水道の請求は下水道使用料とあわせて届くことがほとんどです。川崎市の下水道使用料は、 一般家庭用で1か月20m³を使ったとき2,156円です。

一般家庭用の下水道使用料(20m³/月)
2,156円
全国の中央値(2,915円)との差
-759円
全国順位(高い順)
910位 / 1,089市区町村
現行使用料の施行時期
2004年4月
使用料単価
1m³あたり144.5円
汚水処理原価
1m³あたり133.25円
汚水処理費に対する使用料の割合
108.4%

川崎市は汚水を処理する費用を使用料で賄えています。全国では1,089市区町村のうち745が賄えていないため、収支の面では余裕がある側です。

水道料金と足し算はできません。 水道は10m³、下水道は20m³で公表の前提が違います。同じ使用量・同じ期間でそろえた水道料金と下水道使用料の実額は、川崎市の2か月の料金表にあります。

この金額は毎月の請求額ではありません

載せているのは、口径13mmの家庭用で10m³を使ったときの料金です。 基本料金があるため、20m³・30m³を使ったときの料金を、この金額から比例で計算することはできません。 2か月分の使用量ごとの水道料金と下水道使用料の実額は、2か月の料金表に載せています。 メーターの口径が20mm以上なら基本料金も上がります。下水道使用料は含みません。 また、この金額は令和6年度時点の公表値で、年鑑上の川崎市の料金の実施時期は2019年10月です。それ以降に改定された場合は反映されていません。 正確な額は川崎市の上下水道担当窓口か検針票でご確認ください。

川崎市の水道料金は値上がりしそうか

川崎市の水道料金の改定について、公表されている内容をこちらにまとめています。

水道事業は、水を1m³つくって届けるのにかかる給水原価と、 実際に利用者から受け取っている供給単価の差で収支が決まります。 原価が単価を上回っている(原価割れの)事業者は、施設の更新費用を賄えないため、 料金改定の議論に入りやすくなります。

供給単価(受け取っている額)
1m³あたり143.96円
給水原価(かかっている額)
1m³あたり172.75円
差
原価が28.79円上回っている(原価割れ)
法定耐用年数を超えた管路の割合
27.8%(総延長2,557千m)
有収率(料金になった水の割合)
93.8%

川崎市は給水原価が供給単価を上回っており、供給単価が原価を下回ったまま水を売る状態です。 管路の27.8%が法定耐用年数を超えており、更新の負担が今後の料金に影響します。 値上げの予定そのものはこのデータからは分かりません。川崎市の上下水道担当の発表をご確認ください。

全国で水道料金の値上げが続く理由 — 管路の老朽化と人口減少

全国・神奈川県内での位置づけ

川崎市の水道料金は10m³で792円、全国1,592市区町村の中央値 1,595円より803円低くなっています。 高い順に並べると1545位(高いほうから約97%の位置)、低い順では48位です。

神奈川県内では32市区町村のうち27位です。 神奈川県で最も高いのは真鶴町(1,547円)、 最も低いのは中井町(660円)で、その差は887円あります。

全国では福島県金山町の4,233円が最も高く、 山梨県丹波山村の330円が最も低くなっています。 水源から浄水場・配水管までの費用を、その地域の利用者だけで負担する仕組みのため、 水源が遠い地域や人口の少ない地域ほど1人あたりの負担が重くなります。

川崎市の水道料金の支払い方法

川崎市の水道料金は、口座振替、クレジット払い(継続払い)、納付書払い(金融機関・コンビニエンスストアなど)、かわさき上下水道アプリで支払えます。川崎市上下水道局の公式ページに書かれている内容を、方法ごとにまとめました(2026年10月19日確認)。ページに書かれていない項目は載せていないので、申し込む前に公式ページで最新の案内を確かめてください。

  • 口座振替: 検針の翌月11日に、口座振替で料金が引き落とされます(土・日・祝日のときは翌営業日)。インターネットで申し込めます。
  • クレジット払い(継続払い): 登録したクレジットカードで払う方法です。申込はかわさき上下水道アプリからのみで、アプリの登録が必要です。
  • 納付書払い: 同封の「水道料金等納付書兼領収書」を、取扱い窓口(金融機関やコンビニエンスストアなど)に持っていって払います。
  • かわさき上下水道アプリ: 水道の使用水量や料金の確認、料金の支払いができる、無料のアプリです。口座振替・クレジット払いの申込をしていない人は、アプリの登録後、電子納付書がアプリに送られます(ペーパーレス)。紙の納付書を希望する人は、PayPayで払うか、バーコードを表示して、セブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートで現金払いができます。令和8年10月1日からは、アプリを通じたコンビニ払い(PAYSLE)をローソンでも使えます。

出典(2026年10月19日確認): 川崎市上下水道局「かわさき上下水道アプリのご案内」、川崎市上下水道局「「使用水量のお知らせ兼納入通知書」について」、川崎市上下水道局「かわさき上下水道アプリを通じたコンビニ払いが、ローソンでもご利用いただけるようになります!」

川崎市のほかのデータ

よくある質問

川崎市の水道料金はいくらですか?

神奈川県川崎市の水道料金は、家庭用・口径13mmで10m³を使ったとき792円です。総務省「地方公営企業年鑑」令和6年度の公表値で、全国1,592市区町村の中央値1,595円より803円低くなっています。

川崎市の水道料金は高いほうですか?

全国1,592市区町村を高い順に並べると川崎市は1545位(高いほうから約97%の位置)、神奈川県内では32市区町村中27位です。神奈川県で最も高いのは真鶴町の1,547円、最も低いのは中井町の660円です。

川崎市の水道料金は値上がりしますか?

いつ値上げされるかはこのデータからは分かりませんが、川崎市の給水原価は1m³あたり172.75円で、実際に受け取っている供給単価143.96円を28.79円上回っています。供給単価が原価を下回ったまま水を売る状態で、全国では1,592市区町村のうち996が同じ状態です。改定の予定はお住まいの自治体の上下水道局の発表をご確認ください。

川崎市の水道料金はいつから今の額ですか?

川崎市の水道料金は、2027年度(令和9年度)に11%、2028年度(令和10年度)から22%引き上げる改定案が出ています。決定ではなく案で、市は「改正水道条例議案」を市議会に提出した段階です。川崎市の2か月の料金表は、水道料金・下水道使用料とも2019年(令和元年)10月1日の改定後の料金です。年鑑の10m³の額は令和6年度時点の公表値で、年鑑上の実施時期は2019年10月です。最新の料金表はお住まいの自治体の上下水道局でご確認ください。

川崎市の下水道使用料はいくらですか?

川崎市の下水道使用料は、一般家庭用で1か月20m³を使ったとき2,156円です。公共下水道を経営している1,089市区町村の中央値は2,915円で、川崎市は高い順に910位です。水道料金は10m³、下水道使用料は20m³で公表の前提が違うため、この2つを足しても毎月の請求額にはなりません。現行の使用料は2004年4月に施行されたものです。

川崎市に引っ越すとき、水道の使用開始の手続きはいつまでにしますか?

川崎市へ転入・引越しで水道を使い始めるときは、引越し先の川崎市に開始の申込みが要ります。期限は事業者で違い、東京都水道局は3〜4日前まで、大阪市水道局は使用開始日の5日前までと案内しています。川崎市の期限は、川崎市の上下水道担当窓口でご確認ください。電気・ガスを含めた期限と窓口は『引っ越しの電気・ガス・水道の手続き』にまとめています。

川崎市で水道代が急に増えたときは、どうすればいいですか?

家じゅうの蛇口をすべて閉めて水道メーターを見て、パイロットが回っていれば水漏れの可能性があります(大阪市水道局・堺市上下水道局)。修理のあとで漏れた分の料金を減らす制度を設けている事業者もあり、たとえば大阪市水道局は、申込書と修繕の証明書を出すと漏水量の50%を減量します。ただし漏水を知りながら修繕を怠った場合(蛇口からの漏水など)は対象外で、地下漏水以外の漏水は1回に限られます。川崎市に同じ制度があるか、どの書類が要るかは、川崎市の上下水道担当窓口にご確認ください。

この金額は毎月の請求額と同じですか?

同じとは限りません。掲載しているのは口径13mm・家庭用で10m³を使ったときの料金で、実際の請求額は使用水量・水道メーターの口径・下水道使用料の有無で変わります。基本料金があるため、20m³・30m³を使ったときの料金を、この金額から比例で計算することはできません。使用量ごとの料金表は市区町村ごとに定められており、このページには載せていません。正確な額は検針票でご確認ください。

出典

総務省「令和6年度 地方公営企業年鑑」水道事業(法適用)(23)施設・業務概況及び経営分析に関する調

総務省「令和6年度 地方公営企業年鑑」下水道事業(12 個表(2)業務概況(その2)・法適用企業・公共下水道)

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/kouei_R06/index_su.html

料金は家庭用・口径13mmの公表値。用水供給事業、団体名が市区町村でない企業団・一部事務組合・都道府県営の事業、普及率が50%未満で市区町村全体の料金といえない事業は収録していない。下水道使用料は一般家庭用20m3/月の公表値で、公共下水道(法適用)を経営している市区町村の分だけを載せている。末端給水の一部事務組合(企業団)から給水を受けている市区町村は、その企業団の料金を載せている(人口・普及率・管路は企業団全体の値になるため載せていない)。都道府県営水道の給水区域は、各局の公式ページで「全域」と明記されている市区町村だけを収録している。 年鑑の料金欄は、10m³当たり料金だけが「口径13mm」と明記されていて基本水量・基本料金・超過料金には口径の指定がなく、料金体系(用途別・口径別・その他)も事業ごとに異なるため、基本料金と超過料金から10m³当たり料金を計算しても一致しない市区町村があります。 順位・中央値との差・管路の老朽化率は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。

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